長澤丘司 再生医科学研究所教授が武田医学賞を受賞しました。(2014年10月1日)

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長澤教授写真

長澤丘司 再生医科学研究所教授が武田医学賞を受賞しました。

同賞は、医学界で顕著な業績を挙げ、医学ならびに医療に優れた貢献を果たした学者・研究者に武田科学振興財団から贈呈されるもので、今回で58回目となります。

長澤教授の受賞テーマは、「造血幹細胞と血液・免疫細胞の産生を調節する微小環境(ニッチ)の解明」です。

長澤教授らは、骨髄で造血幹細胞と造血を維持する司令塔となる支持細胞と、この細胞が産生し造血の調節に中心的な役割を果たすサイトカインを発見しました。さらに、この支持細胞が造血幹細胞を維持する環境(ニッチ)を形成する分子機構を解明しました。これらの約20年にわたる研究の成果によって、血液学、免疫学、幹細胞生物学における重要な問題のひとつが解明されました。

贈呈式は、2014年11月12日にホテルオークラ(東京)で行われる予定です。

関連リンク

武田科学振興財団ホームページ:武田医学賞
http://www.takeda-sci.or.jp/business/prize.html

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