学術情報メディアセンターセミナー「統計の品質を考える:公的統計の信頼性と有用性の向上にむけて」

開催日
2020年01月21日 火曜日
時間
16時30分~18時10分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
※ 関連リンクを1件追加しました。(2019年11月27日)

 学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、前総務省統計局長である千野雅人 総務省国際統計交渉官、統計委員会委員である宮川努 学習院大学経済学部教授に講演いただきます。本セミナーは、本学経済研究所 第1回 公的統計オンサイト利用施設・連続セミナーとの共催で実施します。

 学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

プログラム

16時30分~16時50分 公的統計データのオンサイト利用について
照山 博司(京都大学経済研究所教授)
谷道 正太郎(総務省統計局統計データ利活用センター長・京都大学経済研究所客員准教授)
16時50分~17時30分 「良い統計」とは、どんな統計か? ~「統計の品質」から~
千野 雅人(総務省国際統計交渉官)
17時30分~18時10分 ユーザー側からみたオンサイト利用への期待
宮川 努(学習院大学経済学部教授・京都大学経済研究所特命教授)

概要

今般の統計問題における様々な論点を整理し考える上で、「統計の品質」の観点が重要です。国連統計部やユーロスタット等では、統計の品質として、中立性・公平性や適切なリソースといった「統計制度・組織」面、作成方法やその費用対効果といった「統計作成プロセス」面、正確性・比較可能性やニーズ適合性といった「統計データ・アウトプット」面の3つに整理しています。これらの統計の品質要素に関して、実行可能性を踏まえつつ、我が国の公的統計の信頼性と有用性の向上を図るためにはどのような方策が必要とされるでしょうか。
本セミナーでは、統計の品質を改めて見つめ直し、統計の作成者・利用者の両面から、公的統計の信頼性と有用性の向上に向けたアプローチについて、現在政府で進行している公的統計利用のオンサイト利用化を中心に探ります。

備考

共催: 京都大学経済研究所

※お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 仙田 徹志
Tel : 075-753-7464
E-mail: lab*stat.media.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)