学術情報メディアセンターセミナー「デジタル時代のアイデンティティ管理とサイバーセキュリティについて考える」

開催日
2019年10月15日 火曜日
時間
16時30分~18時30分
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、中村素典 情報環境機構教授が講演し、三宅 功 NTTデータ先端技術株式会社相談役・最高技術顧問に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 企業・研究者の方
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

16時30分~17時30分

講演者

中村 素典(情報環境機構 教授)

講演題目

認証連携におけるID管理について

講演概要

Google、Facebook、Twitter、Yahooなどをはじめとして、SAML(Security Assertion Markup Language)やOpenID Connectといった標準技術に基づくシングルサインオンの活用(いわゆるフェデレーション)が広がりを見せています。大学においても学術認証フェデレーション「学認」をはじめとして、大学のIDを利用して様々なサービスにアクセスできるようにするための国際的学術連携が進んでいます。また、国内においてもSociety 5.0を目指してID連携を社会において活用するための様々なサービスの「デジタル化」に向けた検討が行われています。本講演では、これまでの様々な動きを紹介するとともに、課題や展望について議論します。

17時30分~18時30分

講演者

三宅 功(NTTデータ先端技術株式会社 相談役・最高技術顧問)

講演題目

デジタル時代のCybersecurityを考える

講演概要

本格的なデジタル時代を迎えて、デジタル技術を基盤とした新たな社会システムを構築していく必要があります。過去もそうであったように、新たな技術革新は我々社会の基本的な価値観や倫理、制度の再考が求められます。本講演では、インターネットの普及によりグローバル化した世界の中でCybersecurityがどのような変化を遂げつつあるか、地政学的な状況を踏まえて俯瞰します。また、今後本格化するであろう様々なデジタル技術に対するCybersecurityの課題とそれに対してどのように取り組むべきかを考えます。

備考

お身体の不自由な方はエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 永井 靖浩
Tel: 075-753-7437
E-mail: nagai.yasuhiro.6a*kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)