学術情報メディアセンターセミナー「観光情報学」

開催日
2019年08月02日 金曜日
時間
16時30分~18時00分
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、佐藤彰洋 横浜市立大学生命ナノシステム研究科特任教授・科学技術振興機構さきがけ研究員と、相 尚寿 東京大学空間情報科学研究センター助教に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター北館 4階 404大会議室
本部・西部構内マップ[42]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/
対象
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

16時30分~17時15分

講演者

佐藤 彰洋(横浜市立大学生命ナノシステム研究科特任教授・科学技術振興機構さきがけ研究員)

講演題目

ビッグデータ統合利活用基盤:世界メッシュコードと世界メッシュ統計データ基盤MESHSTATS

講演概要

科学技術振興機構さきがけ研究「グローバル・システムの持続可能性評価基盤に関する研究」として提案している、日本産業規格地域メッシュコード(JIS X0410)の全世界拡張である世界メッシュコードと、世界メッシュ統計、並びにメッシュ統計生成フレームワークについて説明します。さらに、開発中の世界メッシュ統計の利活用基盤であるMESHSTATSを紹介し、観光活動のモニタリング等に利用できる機能について触れます。

17時15分~18時00分

講演者

相 尚寿(東京大学空間情報科学研究センター 助教)

講演題目

スマートフォンを用いた「タイミングの良い」観光情報配信に向けて

講演概要

スマートフォンの位置情報を活用して利用者が普段とは異なる場所にいることを検知し、周辺情報を通知すれば、従来の方法とは比較にならない強力な観光情報配信が実現できます。しかし、私たちは普段と違う場所にいるからといって観光行動の余地があるときばかりとは限りません。スマホ搭載のセンサー類のみを用い、利用者が「観光行動を誘発されうる」状態かを判別することを目指して行っている実証実験の概要と結果について報告します。

お問い合わせ
学術情報メディアセンター 飯山 将晃
Tel: 075-753-9062
E-mail: iiyama*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)