学術情報メディアセンターセミナー 「グループインタラクションを通した個性の理解に向けて」

開催日
2018年03月26日 月曜日
時間
14時30分~17時00分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回の学術情報メディアセンターセミナーでは、岡田将吾 北陸先端科学技術大学院大学准教授および福原正大 Institution for a Global Society株式会社代表取締役社長に講演いただき、グループインタラクションの分析・活用について議論します。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html
対象
  • 企業・研究者の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

14時30分~15時30分

講演者

岡田 将吾(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科情報科学系准教授)

講演題目

「社会的信号処理に基づく人間行動・コミュニケーションの理解」

講演概要

社会的信号処理(Social Signal Processing)とは、言語・音声・視線・姿勢・ジェスチャ・生体情報といった複数のチャネルより得られる信号情報を統合し、人間の情動・態度・個性・スキル・リーダシップや、人間同士のコミュニケーションのメカニズムといった、人間が行動・コミュニケーションを通じて形成する社会性の側面を理解・計算するための技術です。本講演では、現在までに行ってきた社会的信号処理に基づく行動理解に関する研究を紹介し、今後の展望を述べます。

15時40分~16時40分

講演者

福原 正大(Institution for a Global Society株式会社代表取締役社長、一橋大学大学院特任教授、慶應義塾大学招待教授)

講演題目

「大学生の気質・コンピテンシーの新たな定量的把握方法とグループ活動評価及び就職・採用活動への活用への試み -GROWの開発とその発展可能性について-」

講演概要

気質とコンピテンシーを定量的に把握するツールで2018年1月現在14万人を超える学生・社会人が参加している「GROW」について、その概要と大学や企業の活用方法、事例として北海道大学(学業の負担となる現状の就職活動を改める波及効果計測)や慶応義塾大学(アクティブラーニングの最適グループ選択実証)での取組と分析結果などを紹介し、最後に今後の課題とGROWを活用した就職・採用システムの可能性について展望します。

16時40分~17時00分

ディスカッション・総括

備考

お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 近藤一晃
Tel: 075-753-7480
E-mail: kondo*media.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)