学術情報メディアセンターセミナー 「教育の情報化を理論から再考する」

開催日
2016年09月20日 火曜日
時間
16時30分~18時30分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。
 9月20日(火曜日)の学術情報メディアセンターセミナーでは、淺田義和 自治医科大学情報センター講師、木村哲夫 新潟青陵大学福祉心理学部教授をお招きし、教育分野で確立されてきた理論、インストラクショナルデザイン、アダプティブテストについて、基礎的事項からはじめ、最新の実践/研究成果について講演いただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
吉田南構内マップ[93]
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_ys.html#03
対象
  • 一般・地域の方
教職員、学生、一般の方

イベント内容

プログラム

16時30分~17時30分

講演者

淺田 義和(自治医科大学情報センター講師)

講演題目

ICT活用教育の実践におけるインストラクショナルデザインの必要性

講演概要

動画教材やタブレット・スマートフォンの活用、eラーニングシステムの導入など、ICTを活用した教育実践が年々増加しています。ICT活用教育を有意義なものとするには、単に「新しい物を入れる」だけでなく、「現状でどのような課題があり、その解決に何が必要か」を正しく見定めたうえで取り組むことが求められます。本講演では、教育実践の分析・改善に有用であるインストラクショナルデザインの知見について、その活用実践例と合わせて紹介します。

17時30分~18時30分

講演者

木村 哲夫(新潟青陵大学福祉心理学部教授)

講演題目

コンピュータ・アダプティブ・テストと個に応じた学び

講演概要

テストは教育において、学習者の能力を把握するために欠くことのできない測定道具です。ICT技術の進歩と項目応答理論の発展により実現したコンピュータ・アダプティブ・テストは、いわばテストの個別化であり、従来の全員に同じ項目を解答させるテストに比べて、多様なレベルの学習者の能力を測定する道具として大変優れています。また、個に応じた学びへつなげるためにも有用な情報を得ることができます。本講演では、コンピュータ・アダプティブ・テストの理論と実践を紹介します。

備考

お身体の不自由な方はエレベーターを利用いただけますので、事務室にお申し付けください。
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 上田浩
Tel: 075-753-9051
E-mail: uep*media.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください)