学術情報メディアセンターセミナー「コンピュータ将棋、そしてコンピュータによる将棋の解説 」

開催日
2014年04月22日 火曜日
時間
15時30分~17時30分
ターゲット
要申し込み
不要
公開日
 学術情報メディアセンターでは、月に一度、各分野でご活躍の講師をお招きし、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題について紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

 今回のセミナーでは、鶴岡慶雅 東京大学工学系研究科准教授をお招きし、講演いただきます。学内外を問わず多数の方の参加をお待ちしています。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
学術情報メディアセンター 南館2階 202マルチメディア講義室
(お身体の不自由な方にはエレベーターをご利用いただけますので事務室にお申し付けください。)
対象
  • 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
参加費
無料

イベント内容

プログラム

15時30分~16時30分
講演者 鶴岡慶雅 東京大学工学系研究科准教授
講演題目 コンピュータ将棋の最前線
講演概要 2014 年現在、コンピュータ将棋の実力は、トップレベルのプロ棋士と肩を並べつつあると言われています。本講演では、将棋プログラム「激指」の開発に関する話を 中心に、コンピュータ将棋の現状および最新技術について述べます。特に、近年のコンピュータ将棋の棋力向上の原動力となった、機械学習による探索範囲制 御、および評価関数の自動学習手法について詳細に述べます。
16時30分~17時30分
講演者 森 信介 学術情報メディアセンター准教授
講演題目 将棋の自動解説に向けた取り組み
講演概要 コ ンピュータ将棋の実力は日々向上しており、3月からスタートした電王戦でもプロ棋士を相手に素晴らしい戦いを見せています。我々は、将棋を指すという「良 定義問題」の進展を受けて、将棋を解説するという「不良定義問題」への展開に取り組んでいます。本講演では、局面と解説すべき表現との対応の自動獲得によ る解説文生成や、人が発した文に基づいて自動構築した文骨格を用いる文生成手法について述べ、将棋の自動解説を展望します。

申し込み

申し込み締切日

備考

主催:学術情報メディアセンター
お問い合わせ
学術情報メディアセンター 森 信介
Tel: 075-753-7486
E-mail: forest*media.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)