第14回環境技術学会年次大会を開催しました。(2014年9月4・5日)

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環境技術学会主催、工学研究科・地球環境学堂・森里海連関学教育ユニット共催・APEC環境技術交流促進事業運営協議会後援で第14回環境技術学会年次大会を総合研究3号館、4号館にて開催しました。

9月4日に「京都・滋賀の歴史巡り-世界遺産と琵琶湖水環境管理」と題して天ケ瀬ダム、アクア琵琶、オランダダム、琵琶湖を見学するツアーをDIPCON-ARCと共同で実施しました。9月5日の午前は、水環境、水処理、廃棄物、地球環境、エネルギー、環境経済・政策、有害微量物質、土壌、地下水に関する計47件の口頭発表を行ない、110名の参加がありました。午後は13件のハイブリッド発表(口頭発表およびポスター発表)を行ないました。さらに「東アジアの越境汚染30年間の顛末と今後」について、 藤田慎一 電力中央研究所名誉研究アドバイザーによる特別講演会が行われ、1970年代から80年代での酸性雨から近年の越境大気汚染に関して、歴史的な経緯の説明しました。2010年の東アジア酸性雨モニタリングネットワーク、2013年の中国のPM2.5騒動の件などを報告し、平木隆年 兵庫県環境研大気環境科長、市川陽一 龍谷大学教授との対談を行いました。

 

天ケ瀬ダムの説明の様子

 

アクア琵琶での見学の様子