第12回京大病院iPS細胞・再生医学研究会を開催しました。(2015年7月3日)

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医学部附属病院は、京大病院iPS細胞・再生医学研究会を百周年時計台記念館で開催しました。同研究会は、医学部附属病院におけるiPS細胞、ES細胞および体性幹細胞などを用いた再生医学研究の向上および成果の普及を図り、医療の発展に貢献することを目的として平成21年11月に発足したものです。第12回目となる今回の研究会では、学内外から110名を超える医療関係者等が参加しました。

研究会では、平家俊男 医学部附属病院副病院長の開会挨拶の後、宮崎和城 エーザイ株式会社オンコロジーユニットメディカル部メディカル企画推進室課長が「新規分子標的薬レンバチニブ」について一般講演を行い、長船健二 iPS細胞研究所教授が「iPS細胞を用いた糖尿病に対する再生医療開発に向けて」について、安近健太郎 医学部附属病院講師が「肝不全治療に利用可能な臓器作製を目指した脱肝細胞化肝臓への再細胞化の試み」について学術講演を行いました。

引き続き、高橋政代 理化学研究所プロジェクトリーダーが「iPS細胞を用いた網膜細胞治療」について特別講演が行い、参加者は熱心に聞き入っていました。

高橋プロジェクトリーダーによる特別講演

開会挨拶をおこなう平家副病院長

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