京都人類学研究会3月例会を、以下のとおり開催します。どうぞふるってご参集ください。
基本情報
開催地
- 吉田キャンパス
対象
- 企業・研究者の方
- 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
参加費
資料代として200円いただきます。
イベント内容
発表タイトル
東アフリカ牧畜民トゥルカナの自己肯定的な生き方を支えているもの -相互行為システムの主体的な選択
要旨
この講演では、私が1986年以来長年調査を続けてきた北ケニア牧畜民トゥルカナで出会って「強要的な物乞い」と名づけた相互行為を取り上げ、このコミュニケーション現象をどのように理解したらよいかを考えます。私がこのコミュニケーションにこだわるのは、それが近代に生きる私たちの常識からはあまりにもかけ離れたものである一方で、そのときの彼らの振舞い方が確信に満ちた揺るぎのないものに見えてしまうということにあります。それをより高い抽象度の用語によって記述することによって、この現象がトゥルカナに特別な、ないしは、制度や権威構造が未発達な原初的な社会に特別なものではないことを明らかにして、近代に生きる私たちがそこから何を学び取ることができるのかについて考察します。
発表者
北村 光二(岡山大学名誉教授)
コメンテーター
菅原 和考(京都大学名誉教授)
内藤 直樹(徳島大学准教授)
備考
京都人類学研究会は京都を中心とする関西の人類学および関連分野に関心をもつ研究者・大学院生がその研究成果を報告する場です。
(代表: 平野(野元)美佐 アジア・アフリカ地域研究研究科准教授)
京都人類学研究会Facebok
https://www.facebook.com/kyojinken/?pnref=story
(代表: 平野(野元)美佐 アジア・アフリカ地域研究研究科准教授)
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お問い合わせ
京都人類学研究会事務局
E-mail: kyojinken2016*gmail.com (*を@に変えてください)
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