食料・生命・環境の未来のための短期学生交流プログラム「中国雲南省における持続的農業」を実施しました。(2016年9月5日~9月14日)

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中国の雲南省にある昆明理工大学の学生12名と教員2名が来日し、京都と奈良で開催された10日間にわたる受け入れプログラムに参加しました。このプログラムは、ワイルド&ワイズ共学教育受け入れプログラムとして実施され、12名の同大学生は、本学農学部の短期交流学生として受け入れられました。

このプログラムは、来日した中国の学生に講義や体験学習等の機会を提供するものです。プログラムでは奥本裕 農学研究科教授による英語講義「日本のイネの育種」、および熊谷元 同准教授による英語講義「日本の牛肉生産システムの現状と課題」を受け、農学研究科附属農場を見学しました。そして、日本の農業についての認識を深めるとともに、観光農園、琵琶湖疎水博物館、奈良市環境部土地改良清美事務所、奈良県立橿原考古学研究所および奈良県立万葉文化館での研修を通じて地域生態系と環境保全について学びました。また、生け花の実体験もしました。このプログラムには9月末に昆明理工大学を訪問した本学学生も積極的に参加し絆を深め、昆明での再会を約束していました。

英語講義「京大への留学と私の研究・生活」

奈良県立橿原考古学研究所で開発と保存について学ぶ

農学研究科附属木津農場で日本の農業について学ぶ

土地改良清美事務所で排水処理と環境保全について学ぶ