第13回東南アジアネットワークフォーラムを開催しました。(2019年1月29日)

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フィリピン・マニラにて、第13回東南アジアネットワークフォーラム「Creating Partnerships, Enhancing Innovation for Our Common Future」を開催しました。

本フォーラムは、元留学生が現地で組織する同窓会と連携して本学の最新研究成果を現地に還元することを最大の目的としており、現地社会が最も関心を寄せている学術テーマをとりあげています。前身の東南アジアフォーラムから数え31回目となり、フィリピンでの初めての開催にあたり、本学元留学生によるフィリピン同窓会、フィリピン大学、京都大学ASEAN拠点及び東南アジア地域研究研究所が共催で行いました。

本フォーラムの冒頭では、フェルナンド・C・サンチェス フィリピン大学ロスバニョス校学長、稲葉カヨ 理事・副学長の開会の挨拶に続き、ホセ・V・カマチョ フィリピン大学ロスバニョス校大学院長(フィリピン同窓会長)より本フォーラムの開催趣旨について説明がありました。その後、マリア・シンシア・ローズ B. バウティスタ フィリピン大学副学長、ダニエル・コンセプション 同大学長、レア・J・ブエンディア 科学技術省国際協力次官補、桑畑敦在フィリピン日本国大使館公使兼総領事より、「日本とフィリピン」及び「本学とフィリピン大学との学術交流」に対する期待が述べられました。

また、森和俊 理学研究科教授が約200名の聴衆を前に、これまでの研究活動を踏まえた若手研究者に向けての基調講演を行い、参加者は熱心に耳を傾けていました。その後、フィリピン大学およびフィリピン各地の大学、研究機関、民間企業の関係者による5講演及びパネルディスカッション、そして柴山守 ASEAN拠点所長による閉会の挨拶が行われ、終始盛況なフォーラムとなりました。フォーラム終了後は、交流会が和やかに開催されました。

左から、稲葉理事、森教授、柴山拠点所長、カマチョ同窓会長

会場の様子

同窓生との集合写真