第2回日墨学長会議に稲葉 理事・副学長が出席しました。(2014年10月27・28日)

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メキシコのグアナファト市およびアグアスカリエンテス市で第2回日墨学長会議が開催され、本学から稲葉カヨ 理事・副学長、学術研究支援室職員、研究国際部職員の計3名が参加しました。

本会議は、日本・メキシコ両国における大学間交流の促進を図ることを目的に第1回は2011年に東京大学で開催されました。第2回目となる今回は、日本から27の大学・機関、メキシコから52の大学・機関の学長・副学長等、さらに、11の日系現地企業の関係者が参加し、高等教育分野における協力、イノベーション、産学連携、グローバル化時代における人材育成、日墨文化関係の発展等について活発な議論が行われました。

1日目のグアナファト大学での開会式には各大学の学長・副学長の他、ホセ・アントニオ・ミード・クリブレーニャ メキシコ合衆国外務大臣、ミゲル・マルケス グアナファト州知事、目賀田周一郎 駐メキシコ特命全権大使、前川喜平 文部科学省審議官が出席、日本・メキシコ両国の大学間協力の重要性を語り、基調講演と四つのパネルセッションが行われました。

2日目のアグアスカリエンテス自治大学での会議には、カルロス・ロサノ・デ・ラ・トーレ アグアスカリエンテス州知事他のスピーチの後、「グローバル化時代における人材育成」に関するパネルセッションが行われ、稲葉理事・副学長が「Academic Freedom and Global Excellence」と題した講演を行い、本学の国際戦略「2x by 2020」、博士課程教育リーディングプログラム、スーパーグローバル大学等事業「京都大学ジャパンゲートウェイ構想」等、本学での人材育成のためのさまざまな取り組みを紹介しました。

閉会式では日本・メキシコ双方の出席大学の連名で共同声明が発表され、今後の 両国間の教育・研究連携推進とともに、産官学が一層の協力強化・連携を図ることが表明されました。また、現地ではメディア取材も多く、開催直後に外務省、 州政府、大学等で記事や動画が公開される等、本会議への関心と期待の大きさが伺えました。

グアナファト大学での開会式

アグアスカリエンテス自治大学でのパネルセッション

講演する稲葉理事・副学長

各大学の紹介ブース