国際交流科目「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」を開講しました。(2014年8月29日~9月10日)

ターゲット
公開日

国際交流科目「南仏伝統産地のワインビジネス戦略」による研修を13日間にわたり、実施しました。本学学部生16名が参加しました。

臨地研修の初日には、モンペリエ農業科学高等教育国際センター(Montpellier SupAgro)のブドウ・ワイン高等教育研究院(IHEV:Institute of higher education of viticulture and enology)の教員から、ワイン生産をめぐる状況の変化や、ワイナリーの経営戦略など社会科学の観点からの講義と、ブドウ栽培やワイン醸造など自然科学の観点からの講義を行っていただき、学生はワインに関する基本的なことを学びました。二日目以降は、ワイナリーや醸造組合を訪問して、醸造現場、ブドウの栽培現場などを見学しました。また、ブドウの収穫という貴重な体験もしました。

さらに、観光資源の学習を目的として、カルカッソンヌ、ペルピニャン、アルルの朝市、ニームの円形闘技場などを訪問しました。

最終日の研修報告会では、テーマごとに3グループに分かれ、臨地研修を通して学んだこと、考えたことを英語で報告しました。研修前は、ワインに関する知識を全く持たない学生が多くいましたが、研修を通して新たな知見を得、フランスのみならず日本のワイン産業にも興味を持ってもらうきっかけとなる研修でした。

フランスのワイン産業について学ぶ

ワイン醸造組合について学ぶ

ブドウの収穫体験

ブドウ収穫機の見学

独立系ワイナリーの視察

ブルーチーズの協同組合について学ぶ

Montpellier SupAgroでの成果報告会

研修旅行参加者