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iCeMSがタイに現地運営型ラボ「スマート材料研究センター」を開設しました。(2018年8月22日)


2018年09月12日

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 高等研究院 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)は、タイ王国のウィタヤシリメティー科学技術大学院大学(VISTEC=ヴィステック)に現地運営型研究施設「スマート材料研究センター(Smart Materials Research Center)」を開設し、開所式および記念シンポジウムを開催しました。

 本学は2017年に文部科学大臣から指定国立大学法人の指定を受け、その構想・取組において、海外の大学や研究機関等との協働による世界最先端研究、独創的な研究を推進するための現地運営型研究施設を複数開設することを掲げています。この構想のもと今回開設する同センターは、iCeMSとVISTEC双方からの教員、研究者で構成されます。

 開所日の午前中には、シリントーン王女殿下がVISTECに来訪され、VISTECで初めてとなる卒業式において学位授与を行われたあと、河野泰之 京都大学副学長、北川進 iCeMS拠点長、ジュムラス・リムトラクル  ウィタヤシリメティー VISTEC学長らと昼食を共にされました。午後からは、同センターの開所式が行われ、研究施設の見学会が開催されました。続く記念シンポジウムでは、両校の研究者が材料エネルギー科学分野を中心に研究発表を行いました。

 今後このスマート材料研究センターを拠点に、研究交流を土台とした教育・産学連携・人材交流を一層推進することが期待されます。

集合写真(新設ラボにて)

新設ラボ入口のサイン

研究設備の整ったラボ内

およそ30名が作業できるオフィススペース

iCeMSの紹介とVISTECとの交流の歴史が記載されたボード(会場)

本学から王女殿下に贈り物を献上

贈り物を交換する北川拠点長(左)とKhamphee Phomphrai VISTECエネルギー工学研究科長代理

記念シンポジウムで研究発表を行う研究者。左から、堀毛智史 iCeMS准教授、藤田大士 同准教授、ダニエル・パックウッド 同講師、Chularat Wattanakit VISTEC博士、Montree Sawangphruk 同准教授

これまでのiCeMSとVISTECとの研究交流について

 VISTECは、タイ王国のマハー・チャクリー・シリントーン王女殿下の名の下に同国の石油ガス公社(PTT)が2015年に設立した大学院大学です。設立から5年以内にタイ王国における材料・エネルギー科学分野での先導的研究教育機関に、10年以内に東南アジア地域におけるトップレベルの機関になるという明確な目標を掲げ、タイ国内外から優秀な人材を集めるとともに最先端の研究環境を整えています。2015年のシリントーン王女殿下のiCeMSご訪問を機に交流が始まり、2016年には学術交流協定を締結、その後も国際シンポジウムを共催するなど、研究交流が続いています。

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