人間の安全保障開発連携教育ユニットにおいてサマースクール「2015年京都研修プログラム」を実施しました。(2015年5月26日~6月5日)

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大学の世界展開力強化事業「「人間の安全保障」開発を目指した日アセアン双方向人材育成プログラムの構築」によるサマースクール「2015年京都研修プログラム」で、タイのバンコクにあるカセサート大学の学部学生13名と教員2名を受け入れ、11日間の研修を実施しました。本プログラムは、国際交流推進機構との連携により農学部が実施している国際交流科目「変容する東南アジア-環境・生業・社会」に係る受け入れプログラムです。

参加学生は、秋津元輝 農学研究科教授による講義「Agri-food World in Japan: Present and future」を聴講しました。そして縄田栄治 農学研究科教授、神崎護 同教授、白岩立彦 同教授、間藤徹 同教授、飛奈裕美 人間の安全保障開発連携教育ユニット特定講師の引率により、農学研究科実験圃場、同附属高槻農場、藤田林業、かやぶきの里、滋賀県彦根市稲作農家、無施肥無農薬栽培調査研究会(NPO)、招徳酒造、京都市内の有機栽培農家とトマト農家、賀茂ナス農家、サントリー京都ビール工場を訪問して、日本の農林業と環境について学びました。琵琶湖博物館では、琵琶湖と周辺地域の生態系および自然保護活動について学びました。

さらに、湯川志貴子 国際交流センター准教授による講義「京都の文化」を聴講したうえで、友禅染と着物着付けを体験し、金閣寺、清水寺、錦市場を訪問して、日本文化を体験しました。

最終日の発表会で、学生は4つのグループに分かれてディスカッションを行い、研修を通して学んだことを発表しました。

この研修には、分野を問わず、過去にカセサート大学を訪問した、あるいは、2015年8~9月の研修(派遣)に参加予定の本学学部学生も多く参加し、タイの学生と交流を深めました。

琵琶湖博物館での講義風景

農学研究科実験圃場見学

清水寺訪問

友禅染体験

高槻農場研修

グループ発表