OB訪問
OB・OG訪問とは
企業の情報はHPや就職ナビ、会社案内などを読めばある程度分かりますが、いずれも表向きの情報、つまり企業側が伝えたい情報でしかありません。しかし実際に働くとなるとさまざまなトラブルや困難に出会います。こういう障害を乗り越えてはじめて本当の「やりがい」や「達成感」を感じることができるのですが、こういう生きた情報は待っているだけでは手にすることができません。そこで、会社で働くOB・OGの方に直接話を聞きに行くのがOB・OG訪問なのです。
どうやって行うか
OB・OGリストを提供してくれている企業は1000社強あります。キャリアサポートセンターに閲覧申請用紙がありますので、記入の上申し込んでください。個人情報の取り扱いは年々厳しくなっていますので、リストの提供を中止している企業も少なくありません。また、OB・OG訪問自体に対応していない企業もありますので、すべての企業にOB・OG訪問ができるわけではないことを覚えておいてください。
キャリアサポートセンターでリストを閲覧したら、当該の方に連絡して訪問したい趣旨を伝えてください。
連絡先が人事に統一されている場合
まず人事の方に自分の身分と就職活動のためにOB・OG訪問をしたいという要件を伝え、リストにあるOB・OGの方に取り次いでいただけるかどうかを尋ねてください。そのまま本人に電話を回していただけたら、改めて用件を伝え、相手の都合を聞いてください。その場で取り次がず、後ほど先方から連絡を頂くという場合もあります。
本人に直接連絡する場合
朝の忙しい時間帯や、お昼休みは遠慮して連絡してください。この場合も同様にまず自分の所属と名前を名乗り、就職活動のためにOB・OG訪問を行いたいこと、ついては会って話を聞きたいということを伝えて、先方の都合を聞いてください。
現場で仕事に携わっている方は非常に多忙です。自分勝手な都合で相手に迷惑をかけないように気をつけてアポイントをとるようにしましょう。
何を聞くのか
HPや就職ナビ、会社案内などでは掴みにくい情報を聞くようにしましょう。
- 具体的にどういう仕事をやっているのか
- どういう点が面白く、どういう点が苦労するところか
- 会社の雰囲気や上司はどういう人が多いか
- 残業や休日出勤の状況は
- 受験に当たって注意しなければならないことは
など聞きたいことを予め整理したうえで訪問に臨んでください。
時期はいつがいいか
特にいつでなければならないということはありませんが、できれば夏休みを利用して行うのが一番いいと思います。そんな早い時期に志望する企業や業界は絞れていないと思われるでしょうが、OB・OG訪問はそもそも業界や企業を絞り込むための情報を得るために行うわけですから、早すぎて駄目ということはありません。また、社会人の方は多忙ですので、お互いの都合をあわせるのは簡単ではありません。夏休みなら皆さんの融通がききやすいので、相手に迷惑をかけることが少ないですし、就職活動を始めるにあたっての色々なアドバイスも頂けると思います。
キャリアサポートセンターでのOB・OGリストの貸し出しが一番多くなるのは、2月から3月にかけてです。ある程度企業の絞込みも進み、エントリーシートや面接の対策としてOB・OGの話を参考にしたいということなのでしょうが、この時期は人事も説明会の開催で全国を駆け回っており非常に多忙な時期です。いちいち個別の問い合わせに対応してもらえないこともあるかもしれません。また、この時期に会ってくれるOB・OGは、人事の代役を務める「リクルーター」という影の面接官が出てくる可能性が非常に高くなります。気楽に話を聞くどころか、緊張して何も聞けなかったという事例も毎年あります。

