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面接

面接の際に気をつけることは、与えられた時間で自分を理解してもらい、アピールできるかどうかです。何千人という応募者を面接する会社も少なくありませんので、学生一人に与えられる時間は非常に限られてきます。

集団面接

複数の学生が同時に面接される形式です。仮に5人の学生を一度に面接した場合、全体でかかる時間が30分とすると、一人あたりの時間は6分しかありません。「たった6分でいったい自分の何を理解できたと思っているのか?」と不審に思う方も多いでしょうが、ビジネスの現場では6分という時間は貴重な時間です。例えば、クライアントにプレゼンをするとして、同業他社が5社呼ばれている場合を想定してみましょう。最初の数分で相手の関心を惹くことができるかどうかは大きなポイントです。「これ以上聞いていても得るものは何もない」と判断されるか「もっと話を聞いてみようじゃないか」と思われるか、この6分間をどう生かすかにかかっているのです。この面接で落ちるということは、理解してくれなかったのではなく、理解する必要がないと思われたということですから、その原因がどこにあるのかをきちんと分析しなければなりません。態度、印象、アピールの仕方、自己分析のあり方を客観的に考え直してみましょう。

1対1面接

形式が変わるだけで、臨むべき姿勢は集団面接と一緒です。エントリーシート同様、採用側が知りたいのは

  • 人物
  • 能力
  • 志望動機

の3点です。志望動機の重要性はエントリーシートの欄で言ったとおりですが、面接の際に注目されるのが、もっとも顕在化している「能力」=コミュニケーション能力です。 面接では、予め聞かれるであろう質問の答えを暗記して臨んでいる方が少なくありません。エントリーシートに書いてある内容をそのまま諳んじて答える方がいますが、採用側は既にエントリーシートを読んでいるわけですから、同じことを聞いても仕方ありません。コミュニケーションのとり方で重要なのは、言いたいことを言うことではなく、相手が聞きたいことを伝えることにあります。相手に伝わる話し方ができるかどうか考えてみてください。また、「面接官が言いたいことを聞いてくれなかった」という失敗例もよく耳にします。これも同様で、面接官の聞きたいこととあなたの言いたいことが乖離しているとすれば、あなたは相手のことが理解できていなかったことになります。つまりコミュニケーションの初歩ができていないといわざるを得ないのです。採用側は上記の3点を外れる質問はまずしてきません。あなたにとって意味がないと思う質問でも、必ずこの3点のいずれかを知るための手がかりとして質問しているはずです。

例えば、面接の最後に「ではあなたのほうから何か質問はありますか?」とか「最後に何か言い足りないことはありますか?」と聞かれた場合はどうでしょうか?まさか「いえ、何もありません」などと答えてはいないでしょうね。この場合の面接官の気持ちを考えて見ましょう。「何か質問はありますか?」→〝もうちょっとわが社のことを理解してもらったほうがいいかもしれない。理解不足の点を説明してあげたい。もっと理解してもらいたいなあ〟という風に解釈できないでしょうか。では、「最後に何か言い足りないことはありますか?」はどうでしょうか。〝ちょっとアピールが物足りなかったなあ。本当にわが社が本命なのかなあ〟と考えているのかもしれませんね。いずれにしてもあなたを印象付ける最後のチャンスを向こうがくれているわけです。ものにしない手はありませんね。

このように、相手の意図を理解して的確に答えを返すことができるか?これがビジネス社会で必要なコミュケーション能力なのです。

グループディスカッション

GDで着目されているポイントはチームや集団の中でどういうふるまいをする人なのか?という点です。発言が多いから良いとかリーダー役を勤めたから良いという単純なものではありません。チームで仕事を行う場合、・提言する・意見を出させる・意見を聞く・反証する・分析する・評価する・要約する・まとめる、などさまざまなプロセスがあります。こういうさまざまな行為をどのように発露し、その集団でどういう役割を全うしていく人なのかという側面を見ているのがGDなのです。自分が果たすべき役割は、その場の集団によって変わってくるのが普通です。その時のメンバーがどういう人たちなのかを瞬時に見抜き、自分の役割を果たすという機敏さも必要です。与えられた討議テーマ自体に正解を求めていないことは言うまでもありません。大事なのはプロセスなのです。