セクション

諸注意

法令の遵守について

近年、本学においては、性犯罪や薬物乱用等により逮捕者が出るなど、学生の不祥事が連続して発生しています。これらの犯罪行為は、法律により厳罰に処せられるとともに、大学においても放学または停学といった厳しい懲戒処分を行うことになります。これらの犯罪行為は、被害者やその家族はもとより、皆さん自身の今後の人生にも大きな影響を及ぼすことになります。学生の皆さんは、日常の様々な行動の中で、人権の尊重や法令遵守の重要性を自覚し、良識ある行動をとるようにしてください。

京都大学通則

第32条 本学学規に違背し、学生の本分を守らない者があるときは、総長は懲戒する。
2 懲戒に関する手続は、別に定める。
第33条 懲戒の種類は、次のとおりとする。
(1) 譴責
(2) 停学
(3) 放学

マイカー通学の禁止、自転車走行マナー等について

京都大学のキャンパスでは、教育・研究の場にふさわしい環境保持および緊急災害時の通路確保、歩行者の安全確保、騒音の防止のため交通規制を実施しており、身体障害者等特別な事情のあるものを除き、マイカー通学は原則として禁止となっています。通学に当たっては、公共交通機関を利用するようにしてください。

1. 自転車、バイクは定められた駐輪場へ、自転車盗難防止のためのロックを!!

自転車、バイクは、歩行者の安全・避難経路確保等のため、駐輪場が指定されていますので、必ず所定の場所に置いてください。放置自転車は強制的に撤去されることがあります。また、本学では、自転車の盗難が多発しており、防犯登録とともに、駐輪時には必ず施錠(二重ロックを勧めます)してください。このほか、構内において鞄や財布等の盗難も発生していますので、自分の持ち物から目を離さないないよう十分注意してください。

2. 自転車走行の走行マナーについて

自転車の走行マナーについては、これまでも繰り返し注意喚起を行っていますが、依然として、以下のような危険な行為により、接触事故や衝突事故が発生しています。

  • 建物や門の陰から急な飛び出し
  • 歩道の高速走行・並列走行・二人乗り
  • 信号無視・一時不停止
  • 夜間無灯火
  • 車道での逆走

また、競技用自転車「ピスト」などブレーキがない自転車で走行することは、非常に危険であり、公道を走行すると道路交通法違反となります。大学周辺の道路は、地元住民の方々の生活道路であり、自転車による危険な行為は、交通事故を誘発し、生活環境の破壊にもつながります。自転車に乗る場合は、社会の一員としての自覚のもと、常に安全運転を心掛け、周囲に配慮した運転を怠らないようにしてください。自転車とはいえ事故を起こせば大怪我に繋がりかねません。自転車と歩行者との事故により、5000万円という高額賠償を支払うこととなったケースもありますので、自転車保険等に加入するとともに、安全に十分注意してください。

3. 自転車の違反と罰則

自転車安全利用五則を守りましょう。

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る
  5. 子供はヘルメットを着用

4. 交通事故相談

交通事故にあったとき、無料で相談できる窓口が京都府に設置されています。損害賠償・示談・保険請求など専門の相談員がアドバイスし、また必要により弁護士にも無料で相談できます。

相談・問い合わせ先:京都府交通事故相談所(上京区下立売通新町西入ル(京都府庁旧本館1階))
電話: 075-414-4274
面接相談時間:午前9時~11時30分、午後1時~4時30分(土日曜・祝日・年末年始は休みです。)

飲酒による急性アルコール中毒等に注意

新入生歓迎の行事やコンパなどの集まりで、アルコールが出される機会がありますが、短時間に大量のアルコールを摂取すると、 自力で立てないほどの運動障害を起こしたり、昏睡状態になることがあります。最悪の場合は呼吸停止や急性心不全が起き、死につながったり、蘇生しても重篤な後遺症が残ることがあります。また、こうした症状に至らなくても、足下がふらついた状態で転倒したり、嘔吐により窒息死した例もみられます。他大学では、クラブ・サークル等の飲み会で、急性アルコール中毒により、学生が死亡するという事故が発生しています。本学においても、急性アルコール中毒等により重篤状態となり、病院に搬送され一歩誤れば死に至る危険な状態となる事件が発生しています。
飲酒に当たっては、次の点を厳守してください。

  1. 未成年者の飲酒は厳禁であり、勧めない、勧められても飲まない。
  2. 成年者でも、イッキ飲み等の危険な飲酒はしない、他人にさせない。
  3. 体質的にアルコールを受け付けない人に飲酒を勧めない。
  4. 飲酒をしたら、自動車・バイク・自転車の運転をしない。
  5. 万が一、酔いつぶれた者が出た場合は、一人にしないで責任をもって介抱(衣服を緩め、横向きに寝かす等)すること。名前を呼んだり身体をゆすっても反応せず、大きないびきや呼吸を時々しかしないなど、おかしいと思ったら、直ちに救急車を呼ぶこと。

盗難・置き引きに注意

本学では、体育館、部室、グラウンド、講義室、研究室など、様々な場所で盗難・置き引きが発生しています。大学は、学生や教職員だけでなく、外部の人も多数出入りしています。貴重品等は常に身に付け、わずかな時間であっても自分の持ち物から目を離さないよう十分注意してください。

「悪徳商法」にだまされないために

学生をねらった悪徳商法が多発しています。これらの悪徳商法は、学生の社会的経験の少なさなどにつけこみ、「楽して儲かる」といった気持ちを起こさせ、時には脅迫まがいの方法で引き込んだりします。次にあげるような悪徳商法の他にも巧妙な新しい手口もでてきていますので、くれぐれも注意してください。

キャッチセールス

街で「アンケートに答えてください……」などと呼び止められ、営業所に連れて行かれて、高価な化粧品や会員権などの契約をさせられます。
あいまいな態度をとらず、はっきり断ること!

アポイントメントセールス

「格安で海外旅行ができ、レジャー施設も安く利用できる」などと電話で営業所に呼び出され、実際には別の商品(ビデオ教材等)とのセット販売で結局高額な商品を買わされることになります。
見知らぬ人からのうまい話に要注意!

マルチ商法

「人を紹介するだけで、どんどん収入がふえる」などのうまい話で誘われます。商品を買って会員になり、知人や友人を紹介して商品を買ってもらうと、リベートがはいり、さらに孫・ひ孫からのリベートがはいるというものです。手軽にできるアルバイトと思って契約したものの、結局残ったのは買い込んだ商品と借金だけということにもなりかねません。
うまい話はありません。もうけ話には注意しましょう!

振込め詐欺

電話で「オレだよ、オレ」と言って息子や孫を装い家族に交通事故示談名目やサラ金等借金返済名目で現金を騙し取る手口や、警察官や弁護士などを名乗り示談金を騙し取る、いわゆる「振込め詐欺」が多発しています。本当の出来事かどうか、振込む前に家族と学生は相互に確認をしてください。
すぐに振り込まない。一人で振り込まない!

架空請求詐欺

実際には利用していない有料サイトの利用料金等の名目で金銭をだまし取る架空請求詐欺事件が増加しています。学生の皆さんがこうした被害にあわないよう、次のようなことに心掛けてください。

  • 身に覚えのない請求は無視する。(請求のはがきやメールは保管しておく)
  • 指定された連絡先には絶対に連絡しない。
  • 迷惑メールの受信拒否設定をする。
  • 一人で判断せずに警察や家族、周囲の人に相談する。

若年層が陥りやすい消費者トラブル事例(経済産業省)(PDF)

大麻等の薬物乱用防止について

大学生等の若年層の大麻等の薬物乱用事件が多発しています。本学においても、学生が薬物乱用により逮捕され、厳罰に処せられました。大麻等の薬物乱用は、以下に示すように、本人の精神と身体の両面を破壊しつくし、さらには友人や家族関係の崩壊にもつながるなど、社会全体に計り知れない害悪をもたらします。このため、禁止薬物の所持や使用、栽培や提供は法律で禁止されており、違反者には厳罰が処せられるとともに、大学としても厳正に対処します。その結果、自身の一生に大きな影響を及ぼすことになります。

学生の皆さんは、大麻・麻薬・覚せい剤・MDMA・シンナー等の禁止薬物に対して安易な気持ちや一時の興味で接することのないよう十分注意するとともに、本学の学生としての自覚を常に持ち、責任ある行動をとるようにしてください。また、薬物に関しては、インターネットなどで「合法」と偽って販売される違法ドラッグもありますので、十分注意してください。なお、合法であればすべて安全ということではなく、鎮痛剤、睡眠薬、咳止めなどの薬物や、酒、タバコなどについても、健康上のリスクを考えると、依存の危険があることを十分認識する必要があります。

  1. 覚せい剤や大麻等の禁止薬物の乱用は、本人だけでなく、社会全体に計り知れない害悪をもたらすことを十分認識しましょう。
    • 本人の精神や身体に悪影響を及ぼします。
    • 薬物を自分の意志では止められなくなります。
    • 幻覚や妄想が表れ、重大犯罪を引き起こします。
    • 友人や家族関係が崩壊します。
    • 法律で厳しく禁止されており、厳罰を受けます。
  2. 薬物乱用の甘い誘いに気を付けるとともに、誘われても絶対に断る勇気を持ちましょう。

※薬物乱用については下記のホームページに詳しく掲載されています。
麻薬・覚せい剤乱用防止センター・ホームページ http://www.dapc.or.jp/info/index.htm

カルト団体、過激活動団体などの勧誘に注意

信教、思想の自由は憲法で保障されています。もちろんそれらは自由であるべきです。しかし、そのことを逆手に取り、世の中には嘘や違法行為を勝手な解釈で「良し」とする反社会的なカルト団体や過激活動団体も存在します。

また、カルト団体(違法な勧誘、脅迫、献金強要等を行う)の勧誘にまつわるトラブルも発生しています。勧誘の手口としては、

  1. サークルへの勧誘やアンケート調査などと言って声を掛け、
  2. 世間話や趣味などの話題から親しくなり、住所や電話番号などの個人情報を聞き出し、
  3. セミナーや合宿に参加するようにしつこく勧める。

という流れで勧誘するケースが多く見られます。いったんカルト団体に入ってしまうと、資金集めや勧誘活動等の団体の活動にかり出され、時間と労力を浪費し、人間関係が崩壊し、健全な学生生活を送ることができなくなります。被害に遭わないように日ごろから不審な勧誘に注意してください。また、ひとりでいる時に声をかけられるケースが多発しています。トラブルに巻き込まれないためには、その人が何のために近づいてきたのかを確認してください。名前を言わない、目的を言わない、あいまいにぼかす時は注意してください。初対面の人には絶対に個人情報を教えないこと、関心がない時はきっぱりと断る勇気が大切です。

  1. 勧誘時の団体名や活動説明と実際の団体名や活動実態が違うサークルは要注意
  2. おかしいと思ったら勇気を出して断る
  3. 友人や家族、大学にすぐに相談する
  4. 情報操作・情報規制をされたらすぐ逃げる

なお、不審な勧誘を見かけたり、自分が勧誘を受けた時は、すぐに学務部学生課に相談してください。

海外旅行へ行く前に安全性の確認を

夏季休業等を利用して海外旅行に行く機会もありますが、特定の国・地域によっては治安の悪化等により、渡航を自粛したり、特別の注意が必要な場合があります。海外旅行へ行く前に旅行先の安全性を詳しく調べるようにしましょう。また、万一の場合に備え、保険に加入することを勧めます。
これらの安全情報は、外務省から提供されていますので活用してください。また旅行社でも確認するようにしてください。

相談・問い合わせ先:外務省海外安全相談センター(http://www.pubanzen.mofa.go.jp/

なお、海外旅行へ行く場合は、事前に所属の学部・研究科等の教務担当掛へ「海外渡航届」を必ず提出してください。

クレジットカードの利用について

学生証ですぐ借りることができる学生ローン、また、サインするだけで手軽にショッピングやレストラン等の利用ができるクレジットカードを安易に利用すると、その返済に追われ学生生活の継続が危ぶまれることになります。

本学では、「小口短期貸付金」という無利子の短期貸付制度がありますので、病気、不慮の事故、送金の延着等により、急に出費が必要となった場合は、学務部奨学厚生課担当窓口で相談してください。

国民年金へ加入しましょう

国民年金は、高齢や不慮の事故などによって私たちの生活が損なわれることのないよう、前もってみんなで保険料を出し合い、経済的にお互いを支え合う制度で、日本に住む20歳から60歳までのすべての人が加入することになっています。本学の学生諸君も20歳になれば必ず国民年金に加入してください。

なお、加入手続きは、住民票を登録している市区町村の国民年金担当窓口で行ってください。
また、収入がない学生のために「学生納付特例制度」があります。詳しくは、担当窓口に問い合わせてください。