京都大学博士課程教育リーディングプログラム合同ワークショップ2015を開催しました。 (2015年6月18日)

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百周年時計台記念館国際交流ホールにて、「京都大学博士課程教育リーディングプログラム合同ワークショップ2015」を開催しました。

本ワークショップは、本学で実施している5つの「博士課程教育リーディングプログラム」に参加する学生や教職員が一堂に会し、プログラムに参加する学生が取り組んでいる研究や活動について学生自らが発表を行うことを教育の機会とするとともに、本学におけるリーディングプログラムを社会、京都大学全体に広くアピールし、プログラム参加学生がプログラムの垣根を越えたつながりを持つことを開催の目的としたものです。当日は、プログラム関係者や学内外の方々など、150名を超える参加がありました。

北野正雄 理事・副学長の開会挨拶の後、「一卒業生から皆さんへのメッセージ」と題して、下野雅承 日本アイ・ビー・エム株式会社取締役副社長執行役員による基調講演、5つのプログラム(「京都大学大学院思修館」「グローバル生存学大学院連携プログラム」「充実した健康長寿社会を築く総合医療開発リーダー育成プログラム」「デザイン学大学院連携プログラム」「霊長類学・ワイルドライフサイエンス・リーディング大学院」)の紹介を行いました。

引き続いて行ったポスターセッションでは、学生ブース、プログラムブース、企業ブースの3つのブースを設置し、特に、学生主導の学生ブースでは、プログラムを超えた学生・教員間の活発な交流がありました。参加者からは、「学部学生とプログラム履修生の交流のできる本ワークショップはとても有意義でした」、「学内合同ワークショップは初めての試みであり、来年度以降も是非継続実施してほしい」などの感想が寄せられました。

最後に、杉野目道紀 理事補・工学研究科教授による閉会の挨拶でワークショップは盛会のうちに終了しました。

挨拶する北野理事・副学長

基調講演を行う下野副社長

挨拶する杉野目理事補

プログラム紹介(左から、池田裕一 総合生存学館教授、松沢哲郎 霊長類研究所教授、寶馨 防災研究所長、石井加代子 学際融合教育研究推進センター特定教授、石田亨 情報学研究科教授)

会場の様子

ポスターセッショの様子

博士課程教育リーディングプログラム

「博士課程教育リーディングプログラム」は、文部科学省が推進する事業で、優秀な学生を俯瞰力と独創力を備え広く産学官にわたりグローバルに活躍するリーダーへと導くため、専門分野の枠を超えて博士課程前期・後期一貫した学位プログラムを構築・展開する大学院の形成を目指しています。現在、30大学62プログラムが採択され、人材の育成にあたっています。本学の大学院には、5つの「博士課程教育リーディングプログラム」と呼ばれる新しい大学院プログラムがあり、各プログラムでは、それぞれの特長を生かした教育プログラムを展開し、国際的に広く社会で活躍するリーダーとなる人材育成に取り組んでいます。

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