シンポジウム「宇宙の彼方でも伝わる文理融合コミュニケーションを目指して-京都を伝える授業作りから-」

開催日
2014年04月11日 金曜日
時間
18時00分~20時00分スケジュール(予定):18時00分~18時15分 挨拶・概要説明18時15分~19時00分 出前授業実施報告(後藤忠徳 工学研究科准教授・安藤哲郎 人間・環境学研究科助教・常見俊直 理学研究科講師)19時00分~20時00分 会場との意見交換・議論
要申し込み
不要
公開日
 京都を伝えることをテーマに、文系・理系の垣根を越えて集まった4名のチームによる出前授業(2014年3月17日に宮城県の高校にて実施)を元に、高大連携、教育、コミュニケーション、学際融合について考えます。

 2月24日に開催した出前授業前のプレシンポジウムでは、高校教員、学部生、大学院生、大学教員の来場者とともに、活発な意見交換を行いました。そこでの意見や情報を元にして実施した出前授業の内容や生徒の感想などを共有し、さらなる学際融合にむけて一緒に考えましょう。

 プレシンポジウムに出席された方はもちろん、はじめて参加の方もおおいに歓迎します。

基本情報

開催地
  • 吉田キャンパス
楽友会館
対象
  • 受験生の方
  • 在学生の方
  • 一般・地域の方
小・中・高・大学教職員および高校生、大学生、大学院生
定員
50名
参加費
無料

イベント内容

1月29日(火曜日)村上春樹と《鎮魂》の詩学 ~3人目のガールフレンドと958,816枚目のピザをめぐって~

講師

京都大学人間・環境学研究科准教授 小島 基洋

講演概要

京都で生まれ、いまや世界的な作家となったHaruki Murakami。『風の歌を聴け』(1979年)でデビューして以降、最新長編『騎士団長殺し』(2017年)に至るまで、彼の作品の中には、〈喪われた恋人〉直子が、その影を落とし続ける。代表作『ノルウェイの森』(1987年)を中心に、村上春樹の愛と喪失の物語を、京大若手人文知の一人である小島基洋准教授が読み解きます。

1月30日(水曜日)西田幾多郎 その人と思想  ~京大時代を中心に~

講師

京都大学文学研究科教授 林 晋

講演概要

日本を代表する哲学者で、京都学派の祖の西田幾多郎。彼の家族愛の深さや生活ぶり、本当に「哲学の道」で思考(デンケン)したかなど、その人となりや生活ぶりから哲学についてまでを紐解きます。講師は、日本最大級の規模と多様性を有する京大哲学・哲学史研究の一員で、情報学者でもある林晋教授が務め、旧西田居宅の保存運動やデジタルアーカイブ化の経験などを元にお話しします。

申し込み

申し込み締切日

備考

主催:チームGANTT
協力:学際融合教育研究推進センター(研究大学強化促進事業「百家争鳴」プログラム)
お問い合わせ
理学研究科 社会交流室
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
TEL: 075-753-3640
FAX: 075-762-1346
E-Mail: gantt*cr.sci.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)