第18回「高校生のための化学」 -先端高度研究の一端を学ぶ- を開催しました。(2015年7月25日)

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化学研究所は、第18回「高校生のための化学」を開催しました。

当行事は、先端高度研究を実体験することで、参加高校生に化学および科学研究の奥深さと醍醐味を味わってもらうために毎年夏休み期間中に開催されています。2015年は、容赦なく照りつける台風一過の日差しのもと、全国各地から71名の高校生が集まりました。

午前のプログラムでは、時任宣博 化学研究所長による概要説明の後、上杉志成 同教授による講演「くすりの形」がありました。2015年4月に京都大学と文部科学省から発行されたポスター「一家に1枚 くすりの形」の紹介とその制作についての話から薬化学の基礎について説明がありました。また、本学が2014年から取り組んでいる大規模公開オンライン講座(edX)での担当講義「Chemistry of Life」を取り上げ、世界中の同年代の学生達が真剣に、そして楽しみながら受講している姿を紹介し、参加者たちは熱心に聴講していました。午後のプログラムでは、九つの見学サイトに分かれ、専門分野の説明を受けながら大型研究施設の見学や実験体験を行いました。有機ELなどに用いられる機能性有機分子を合成するサイトや、シロイヌナズナのDNAの塩基配列を解析するサイトなどで、最先端研究に熱心に取り組みました。

見学サイトの手伝いをした大学院生の中には「高校生のための化学」参加経験者もおり、次世代を担う高校生たちへ科学の魅力や奥深さが着々と伝わっていることが実感できました。

上杉教授の講演の様子

真剣に実験に取り組む参加者

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