第1回 令和2年6月22日(月曜日)開催

議事

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応のための国立大学法人京都大学経営協議会の運営に関する申し合わせ(案)について
  2. 平成31事業年度に係る業務の実績及び第3期中期目標期間に係る法人評価に関する報告書(案)について
  3. 令和元事業年度決算について
  4. 令和3年度概算要求(組織・事業・設備・施設)について
  5. 民間等共同研究における間接経費の見直しについて(京都大学民間等共同研究取扱規程等の一部改正含む)
  6. iPSアカデミアジャパン株式会社への出資について
  7. その他

議事録

出席者: 山極総長(議長)
秋山委員、阿曽沼委員、稲葉委員、大嶋委員、加藤委員、門川委員、川添委員、川端委員、河原委員、北野委員、小島(啓)委員、小島(泰)委員、小長谷委員、榊委員、坂田委員、佐藤(勝)委員、佐藤(直)委員、平井委員、増田委員、湊委員、鷲田委員
欠席者: 岩永委員、竹中委員、西脇委員
  • 令和元年度第4回経営協議会の議事録(案)について、確認のうえ、原案どおり承認された。

議事

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応のための国立大学法人京都大学経営協議会の運営に関する申し合わせ(案)について
    新型コロナウイルス感染症への対応のための国立大学法人京都大学経営協議会の運営に関する申し合わせ(案)について説明があり、審議の結果、了承された。
  2. 平成31事業年度に係る業務の実績及び第3期中期目標期間に係る法人評価に関する報告書(案)について
    令和2年6月30日までに文部科学省、大学改革支援・学位授与機構へ提出することになっている平成31事業年度に係る業務の実績及び第3期中期目標期間に係る法人評価に関する報告書(案)について説明があり、審議の結果、了承された。
    また、提出までに生じた修正等については、総長及び担当理事に一任願いたい旨説明があり、審議の結果、了承された。
    併せて、評価結果原案が示された際には全学に意見申立の照会をする予定であるが、提出期限の関係上、役員会、経営協議会及び教育研究評議会に附議できない場合、意見の取りまとめについては総長及び担当理事に一任願いたい旨説明があり、審議の結果、了承された。
  3. 令和元事業年度決算について
    令和元事業年度の財務諸表について説明があり、審議の結果、了承された。
    委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
    ○ 寄附金受入額が増加しているが、要因は何か。クラウドファンディングが影響しているのか。
    ● クラウドファンディングも着実に増加しているが、一番の要因は、京都大学基金において、高額の有価証券を受け入れたこと。
    ○ 附属病院収入も増加しているが、新型コロナウイルスの影響を踏まえた上で、今後の附属病院収入の見通しは立っているか。
    ● 4月の一番厳しい状況が続くと仮定して令和2年度の附属病院収入を試算すると、80~90億円の赤字見込みとなる。非常に厳しい状況であることを念頭に置いて、今後対応していきたい。
  4. 令和3年度概算要求(組織・事業・設備・施設)について
    令和3年度概算要求について、施設整備委員会、企画委員会及び財務委員会における審議結果等を踏まえて取りまとめられた要求事項の説明があり、審議の結果、了承された。
  5. 民間等共同研究における間接経費の見直しについて(京都大学民間等共同研究取扱規程等の一部改正含む)
    民間等共同研究における間接経費の見直しについて説明があり、審議の結果、了承された。
    併せて、上記の見直しに伴い、以下の規程について所要の改正を行う旨説明があり、審議の結果、了承された。
    1. 京都大学受託研究取扱規程
    2. 京都大学民間等共同研究取扱規程
  6. iPSアカデミアジャパン株式会社への出資について
  7. 本学の知的財産の技術移転機能の強化・効率化を図るため、iPSアカデミアジャパン株式会社の経営・事業上の意思決定に対し、十分なガバナンスを確保できるよう、同社への出資を行うことについて説明があり、審議の結果、了承された。

報告

  1. 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により困窮する学生に対する緊急支援プラン(緊急学生支援プラン)の実施について
    新型コロナウイルス感染症の影響により、家計急変やアルバイト収入の大幅な減少などにより修学に支障をきたすおそれのある本学学生に対し、「緊急学生支援プラン」を実施することについて報告があった。
    委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
    ○ 実験や修士論文等、大学に来る必要があるものについては、京都大学ではどう対応されているか。
    ● 学生の研究や論文作成については、研究室に教員もついており、過密な状態にならないことが保証されている前提で比較的早期に規制を解除している。また、学部生等の学生実験については、資格取得のために必要な授業や、過密な状態にならずに実施できるものを部局でプランニングし、全学でレビューした上で、個別に緩和している。
  2. 令和元年度資金管理実績報告について
    令和元年度資金管理の実績について報告があった。
  3. 令和2年度補正予算の概要について
    令和2年度補正予算の概要について報告があった。
  4. 令和元年度監事監査報告について
    令和元年度監事監査結果の概要について報告があった。
  5. 令和2年度監事監査計画について
    令和2年度監事監査計画について報告があった。