平成31年1月22日(火曜日)開催

議事

  1. 中期目標・中期計画の変更について
  2. その他

議事録

出席者:

山極総長(議長)

阿曽沼委員、稲葉委員、岩永委員、大嶋委員、門川委員、川添委員、川端委員、北野委員、小長谷委員、榊委員、坂田委員、佐藤(勝)委員、佐藤(直)委員、杉山委員、中村委員、増田委員、森田委員、鷲田委員

欠席者:

秋山委員、加藤委員、小島委員、竹中委員、西脇委員、湊委員

  • 平成30年度第2回経営協議会及び書面審議の議事録(案)について、確認のうえ、原案どおり承認された。

議事

  1. 中期目標・中期計画の変更について
    中期目標・中期計画の変更について、国立大学法人法の規定に基づき必要な手続を行うため、今回変更する内容について説明があり、審議の結果、了承された。

報告

  1. 平成29年度に係る業務の実績に関する評価結果等について
    文部科学省国立大学法人評価委員会委員長より本学へ送付のあった平成29年度に係る業務の実績に関する評価結果の概要等について報告があった。
  2. 平成30年度補正予算(第1号、第2号)の概要について
    平成30年度補正予算(第1号、第2号)の概要について報告があった。

  3. 2019年度国立大学法人運営費交付金等予定額の内示状況について
    国立大学法人全体及び京都大学における2019年度国立大学法人運営費交付金等予定額の内示状況について報告があった。

  4. 2020年度概算要求基本方針について
    1月11日(金曜日)開催の役員会において決議された2020年度概算要求基本方針について説明があった。

  5. 平成29事業年度剰余金に係る目的積立金について
    平成30年10月30日付けで文部科学大臣に承認された平成29事業年度における剰余金の使途について、目的積立金とすることが11月12日(月曜日)の役員会で決議された旨報告があった。

  6. 平成30年度における国際共同利用・共同研究拠点の認定結果について
    国際共同利用・共同研究拠点の認定結果について、文部科学大臣より認定通知があり、申請した10拠点のうち、化学研究所と数理解析研究所の2拠点が認定された旨報告があった。
    委員による主な意見は次のとおり(○:質問・意見 ●:説明・回答)
    ○ 申請した拠点には、中間評価でS評価を受けた拠点が複数あるということだが、S評価でありながら認定されなかった拠点もあるのか。
    ● 霊長類研究所などはS評価だったが、認定されなかった。実際、ミッションが異なる分野をどういう指標で評価されたかはっきりしていない。

  7. その他

    • 前回の経営協議会において意見があった、教育・研究等設備費の状況について説明があった。

意見交換

国立大学に関する最近の動向について報告があり、意見交換が行われた。
委員による主な意見は次のとおり(○: 意見)

○ 高等教育の無償化と、その要件として挙げられている外部理事の数や実務家教員の割合との間に一体何の関係があるのか、理屈が全く分からない。
○ 教育、研究は長期的な目で見るものであり、女性や外国人の比率を上げることは大学改革の有効な方策の一つと考えられる。
○ 法人化して以降、国立大学がよくなったとは思えない。今、地方大学は統廃合せざるを得ない状況に追い込まれているが、統廃合が進むと、かえって混乱が起こるのではないかと心配している。
○ ダウンサイジング社会であることを前提に、その変化を見据えて行動するしかなく、大学も例外ではない。例えば、海外から学生を獲得する、社会人やシニア層の入学者を増やすといった方法もある。