新年名刺交換会を開催しました。(2018年1月5日)

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恒例の新年名刺交換会を百周年時計台記念館国際交流ホールにおいて開催しました。歴代総長である井村裕夫氏、長尾真氏、尾池和夫氏、松本紘氏をはじめ,多くの名誉教授、理事・副学長、部局長、教職員など約150名の参加を得て、盛大に行われました。

まず、山極壽一 総長より、新年の挨拶がありました。戌年にちなみ、「かしこく群れる」ことに触れ、「迎合せずに群れるのが京大生の本来の精神であり、他人にたやすく迎合せず、自分自身をしっかり持つこと、他人を尊敬し、仲間との対話を通して自らの創造的な精神を鍛え続けること、つまり、単に群れるのではなく、かしこく群れるということを京大生は創立以来行ってきたのではないか」と述べました。

また、「大学改革が強く叫ばれる中で、我々の学問的業績の発展が、公共に資するものであり、それは日本国民だけのものではなく世界共通の財産であるという意識を高めるためには、激化する組織間や大学間の競争を、少し広い目で見直し、自由な競争のもとにイノベーションを推進し、創造的な生産物をつくるということを考えるべき時代に来ているのではないか」と所感を述べました。

続いて、井村元総長の発声により乾杯し、会場内に歓談の輪が広がりました。

新年の挨拶をする山極総長

乾杯の発声をする井村元総長

名刺交換会の様子

会場の様子