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教職員に対する懲戒処分について(2019年7月23日)


2019年07月23日

  • ニュース 大学から


     本学は、以下の事案について、本学教育研究評議会の審議を踏まえて、国立大学法人京都大学教職員就業規則に基づき、大学院理学研究科 林 愛明 教授(60歳)に対して懲戒処分を行いました。

     当該教授は、責任著者となっている学術論文(※1)で示されている図のうちの6つの図(Fig.1、Fig.2)について、引用元の原図の震源が正しく書き写されていないこと、東西方向と南北方向の距離スケールが一致しない不適切な陰影地図となっていること、カルデラの位置が本来の位置から約2km西方に描かれていること、図のリファレンスが適切に記載されていないことなど、4つの図に合計10個、故意であるか否かは判断できなかったが、研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務に著しく反した行為による改ざん・盗用を行いました。

     このような事態が生じたことは誠に遺憾であり、今後さらに全学をあげて再発防止に取り組むとともに、教職員として不適切な行為に対しては厳正に対処してまいります。

    (※1)Coseismic rupturing stopped by Aso volcano during the 2016 Mw 7.1 Kumamoto earthquake, Japan, Science 354, 869-874
    (本論文は、令和元年5月3日付で撤回されました。)

    処分の量定

     停職1年間

    処分の理由

     上記の行為は、国立大学法人京都大学教職員就業規則第36条(遵守事項)第2号に規定する禁止行為「職場の内外を問わず、大学の信用を傷つけ、その利益を害し、又は教職員全体の不名誉となるような行為をすること」に該当し、同規則第48条の2に掲げる「懲戒の事由」の第1号「この規則によって遵守すべき事項に違反した場合」、第2号「故意又は重大な過失により大学に損害を与えた場合」及び第4号「その他大学の諸規程によって遵守すべき事項に違反し、又は前各号に準ずる不適切な行為があった場合」の懲戒事由に該当することから、同規則第48条第3号に規定する停職1年間の量定としたものである。

    処分日

     令和元年7月23日(火曜日)



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