平成30年度保有個人情報研修を実施しました。(2018年9月25日)

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吉田キャンパスにおいて、平成30年度保有個人情報研修を実施しました。

保有個人情報の管理については、昨今の個人情報を取り巻く現状として、昨年の個人情報保護法改正にも見られるように一層の注意が必要となり、今年に入りEU一般データ保護規則(GDPR)施行など、個人情報保護の強化につながる海外の変化も意識する必要が求められています。そして何より、国民の個人情報に対する意識が向上していることも明らかで、個人情報を管理する保護管理者(部局長等)及び保護責任者(教員、事務長等)にはその管理に強いイニシアチブで関わる必要性が高まっています。そこで、今年度からは、保護管理者及び保護担当者に対する監督クラス向け教育研修を新設し、例年実施している保有個人情報の取扱いに従事する職員等に対する実務クラス向け教育研修との2部構成に変更しました。

監督クラス向け教育研修では、井上雅子 総務部法務室長補佐による司会のもと、森田正信 理事の挨拶に始まり、曽我部真裕 法学研究科教授による個人情報保護及びEU一般データ保護規則(GDPR)に関する講義、斉藤康己 情報環境機構IT企画室教授による個人情報に係る情報セキュリティに関する講義、松下敏 総務部法務室情報公開掛長による保有個人情報の適切な管理に関する講義を行い、136名の職員が参加しました。

また、実務クラス向け教育研修では、俣野正 総務部法務室情報公開主幹による保有個人情報の適切な取扱いに関する講義を行いました。今後は、10月11日に宇治キャンパス、10月16日に桂キャンパスにて、実務クラス向け教育研修を実施する予定です。

本学は、今後も引続き、保有個人情報の適切な管理を実施し、本学の高い倫理性の堅持と社会的信頼の維持・向上を図ります。

挨拶する森田理事(監督クラス向け教育研修)

講義する斉藤教授(監督クラス向け教育研修)

講義する曽我部教授(監督クラス向け教育研修)

吉田キャンパス会場の様子(監督クラス向け教育研修)