2019年度 国際関係危機管理・国際法務講習会(第1回)を実施しました。(2019年11月1日)

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国際戦略本部は、企画・情報部と連携して、国際関係危機管理・国際法務講習会を実施しました。同講習会は、本学の国際的な活動の基盤をより一層安全で強固なものとするよう、教職員に必要な知識の習得等を目的として昨年度より実施し、今年度の第1回は、稲葉カヨ 理事・副学長、河野泰之 副学長・国際戦略本部長ら教職員66名が参加しました。

河野副学長による挨拶の後、森和也 外務省領事局海外邦人安全課長による、最新の海外危機事例および安全対策に関する講義があり、続いて大学関係者が遭遇する可能性のある事例を想定したケーススタディを行いました。ケーススタディでは、各班に分かれ、事件認知後に必要な対応について活発に議論し、危機対応についての理解を深めました。

参加者からは、「最新の危機事例を知ることができ大変有益であった」、「事件発生時に時系列にメモを取りながら対応を考えていく重要性を知ることができ実践的でよかった」、「訓練していないと、事件に遭遇した際に迅速かつ適切な対応が難しいことを理解できた」等の感想が寄せられました。

同講習会は3回シリーズでの開催を予定しており、第2回は独立行政法人国際協力機構(JICA)安全管理部より講師を招き、海外において個人および組織が行うべき安全対策措置について、第3回は西谷祐子 法学研究科教授による国際的な研究教育活動をめぐる法的問題についての講習を予定しています。

挨拶する河野副学長

講義する森課長

講習会の様子