環境問題への市民参加を呼びかけようとする場合、恥や「罪の意識」が大きな動機になり得ると、英米圏の心理学的調査が示唆しています。しかし、環境学者の多くは、ルールや価値観、「すべき」論を述べるにとどまり、市民参加について言及していません。彼らが考える「理性的な個人」を前提としては、そうでない人間や、個人だけでは説明できない集団的責任については論じることはできません。本セミナーではフレドリクス シカゴ大学准教授が、集団的恥や「罪の意識」に注目し、その道徳感情が温暖化のような環境問題への市民行動を起こすためには効果的であることを示唆します。
基本情報
開催地
- その他の地域
対象
- 一般・地域の方
どなたでも参加いただけます。
定員
40名(受付先着順)
参加費
無料
イベント内容
講師
Sarah E. Fredericks, Ph.D (シカゴ大学准教授)
紹介
木村武史(筑波大学教授)
※
今回のセミナーは英語で行われます。
備考
共催
京都大学Future Earth研究推進ユニット
京都大学Future Earth研究推進ユニット
お問い合わせ
こころの未来研究センター・リエゾンオフィス(平日9時00分~16時00分)
E-mail: kokoro-liaison*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください。)
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