探検! 京都大学

京大先生図鑑

京大というフィールドに生息する個性豊かな先生たち。普段見られない生態をご紹介!

山内裕

英名
YAMAUCHI YUTAKA
分類
経営管理大学院
専門
経営学(サービス科学)
職名
准教授(Ph.D.in Management)

行動

一日のスケジュール
普段の行動について
コーヒーは大量に飲む。1日に最低5杯。何のためというか、なぜか飲んでいるという感じ。研究室に来たら自分で豆をひいてドリップする。あと、寝る前には必ずウイスキーを飲む。ウイスキーの研究をしているうちに好きになって、習慣になってしまった。
職業病
プライベートで食事に行っても、メニューの内容や、店員のサービスが気になって完全には楽しめない。店員と会話していても、つい専門的な内容になってしまい、同業者と勘違いされてしまうことも。
好きな食べ物
なんでも好き。苦手なものがない。強いて言えば、やはり魚が好き。鮨ネタではシマアジやサヨリに目がない。
趣味
研究が趣味。研究さえしていれば満足。逆に研究する時間がなくなるとストレスがたまる。研究の一環でバーに通ったりはしている。
アメリカのシリコンバレーにいた時はウインドサーフィンをしていた。毎日午後の3時半ぐらいに会社を出て、波に乗りに行ったが、日本に帰って来てからはほとんどやっていない。
最近、子供がやりたいというので一緒に剣道を始めた。体が思うように動かない。頭で考えながら何とかやっているので、今は自分の方が上手いが、体で素直に覚える子供にそのうち抜かれると思う。
研究道具
ビデオカメラ
普通のハンディカメラだけでなく、360度レンズカメラ(テーブルの中央に置いて食卓を囲む会食者を撮影する)やウェアラブルカメラ(客につけてもらう)など様々なタイプのものを駆使する。
ボイスレコーダー
調査対象者の音声などを収録するために、一度の調査でかなりの数を用いる。
デジタルカメラ
料理のデザインも研究しているので、料理写真を撮影するためなどに使う。
フィールドノート
調査内容を記す。ただし、レストランなどではあからさまにはメモできないので、必死で覚えておき、トイレに入った隙などに急いでメモする。酒が入るとツライ。
ビデオカメラ
ビデオカメラ
デジタルカメラ
デジタルカメラ
360度カメラ
360度カメラ

生息地域

京都府宇治市出身。1998年京都大学工学部情報工学科卒業。2000年同大学院情報学修士。2006年UCLA Anderson Schoolにて経営学博士(Ph.D. in Management)。Xerox Palo Alto Research Center(PARC)にて研究員。京都大学経営管理大学院講師を経て、2015年4月より現職。
フィールドワークの現場は飲食店。いろいろと食べ歩き、ここぞという店に「調査させてください」と交渉するのが最初の大切な仕事。ただし、自分が飲食する分は全て自腹なので、懐事情がちょっと厳しいのが悩みの種。

主な生息地 京大の魅力

生態

仕事柄、相当な「記録魔」である。商売道具であるカメラとボイスレコーダーは常に持ち歩いている。
本は買うとすぐにスキャンしてしまう。きっかけはアメリカから日本に帰ってくる時、大量の書籍をスキャンしたこと。電子書籍として携帯できるのは便利と気づき、以来そうしている。
家庭では小学生と幼稚園児の2児のパパ。毎朝、下の子を幼稚園に送って行くのが日課である。

「サービス科学」に興味をもったワケ

山内先生の夢マンガ

  

特徴

人物像
いつも言われるのが、「変わってますよね」。しかし、自分ではそう思っていないので返答に困る。今度どこが変なのか聞いてみたい。ちなみに公開講座『京大変人講座』を主催されている先生には「変人は自分のことを変人とは言わない」と言われた。
学生時代
大学入学時は工学部。コンピューター・サイエンスを学んでいたが、緻密な仕事が自分に向いていないと感じ挫折。機械より人や社会の仕組みの方に興味があったこともあり経営学に転じた。
サークル活動は、京大の前身・旧制第三高等学校時代の三高ボート部がルーツの「神陵ヨットクラブ」に所属。琵琶湖の湖畔に三高時代から残る木造の古い艇庫があり、週末ごとに通って船に乗っていた。艇庫は現在築100年以上。使う学生がいなくなり、数年前に取り壊しの話が出たが、由緒ある建物がなくなるのは忍びないと、有志で買い取った。現在も時間があれば、学生時代の仲間とヨットに乗ったり、艇庫を直したりして楽しんでいる。
もし京大の先生になっていなかったら
意外と昔気質なところがあるので、伝統工芸士や料理人など腕一本で勝負する職人的な仕事についていたと思う。本当は実業家や起業家とか言わなければいけないのだろうが。

闘

自分を漢字一文字に例えると

「闘」。
サービスが提供者と客の闘いだとすると、学問もまた闘い。特にこの研究は成果を急いで社会に対する批判精神を失ったら負け。 常に緊張感を持って、これからも研究活動に励みたい。