探検! 京都大学

京大先生図鑑

京大というフィールドに生息する個性豊かな先生たち。普段見られない生態をご紹介!

木村大治

英名
KIMURA DAIJI
分類
アジア・アフリカ地域研究研究科
専門
文化人類学/宇宙人類学
職名
教授(理学博士)

行動

一日のスケジュール
普段の行動について
「食事づくり」。妻と一週間ごとに交替で、家族の朝食・弁当・夕食を作っている。そんな生活を20年も続けているので、大抵の料理は作れる。
職業病
フィールドワークではとにかく感じたことをノートにメモするので、普段からアイデアをメモに取る習慣が身に付いている。お風呂に入っていても思いついたらメモしないといられないので、裸のまま風呂場を飛び出すこともある。
好きな食べ物
「アフリカ料理」。ヤシ油を使った煮物や、「ポセ」という芋虫の料理が大好物。ポセは葉で包み焼きにすることが多く、ポタージュスープのような味で絶品。日本では中々食べられないのが残念。
趣味
「読書」。やはり好きなのはSF。最近読んで面白かったのは中国系アメリカ人のSF作家、テッド・チャンの「あなたの人生の物語」。
研究道具
フィールドノート
一番大事なもの。一回一ヵ月のフィールドワークの旅で7〜8冊は使う。
パソコン
データをその場で分析し、結果を調査に反映させるために使用。植物の名前をソート(並べ替え)したら、共通した語尾が含まれていることを発見したりなど、パソコンのおかげで調査が上手く行ったこと多数。頼りすぎは良くないが、コンピューターにしか出来ないこともある。
GPS
圧倒的に便利。調査地の畑を調べる場合、30年近く前なら歩測で2ヵ月もかかったようなケースも、これがあればピッピッと一週間で計り終えてしまえる。
カメラ
これも記録用として必需品。昔は日本に帰って現像したら“何も写ってなかった!”ということも。もちろん今はデジタルなのでそんなことはない。
マラリアの治療薬など。アフリカでのフィールドワークには欠かせない。
SF小説
宇宙人類学のフィールドワークに用いるのはこれ。“想像できないことを想像”して書かれたSF小説は、まさに思考実験のお手本。
フィールドノート
GPS

生息地域

1960年生まれ。京都大学理学部在学中に「京都大学人類学研究会」(通称“近衛ロンド”)に参加。大学院では理学研究科人類進化論研究室で学ぶ。
現在は「京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科」教授として吉田キャンパスに勤務。年に1〜2ヵ月は、人類学の研究としてアフリカのコンゴやカメルーンにフィールドワークに行く。

主な生息地 京大の魅力

生態

アフリカ人類学を本業としながら、その延長線上として宇宙人にも興味を抱く。テーマは「宇宙人との間にコミュニケーションは成立するか?」──宇宙人類学のフィールドは本来宇宙だが、「行きたいけどまだ行けてない」(木村先生)ため、もっぱらSF小説や宇宙飛行士の手記を紐解きながら“宇宙人と会ったらどうしよう?”と「思考実験」する日々である。

「宇宙人類学」に興味をもったワケ

宇宙人との
コミュニケーション研究
アフリカに住む人々の
コミュニケーション研究

木村先生の夢マンガ

特徴

発酵カカオ豆
人物像
パソコンは畳に正座で打つこともある。学生時代茶道部だった影響。現在も京大茶道部心茶会の顧問として茶会に行くことがある。
学生からもらったカメルーン土産の「発酵カカオ豆」をポリポリ。「食べるとエネルギーになる気がする」。香ばしくて、けっこう美味。
デジタル機器オタク。新しい物が出ると欲しくなるが、一応2〜3ヵ月は熟考して買う慎重派。ソニー製のデジタルペーパーが今はお気に入り。
学生時代
数学者を目指すも“人間のことが知りたい”と転向。しかし、結果的に理系と文系のどちらにも属したことで、さまざまな分野の学者の意見や考え方が理解できるようになったと自負している。
もし京大の先生になっていなかったら
「大工」。物作りが好きだから。

楽

自分を漢字一文字に例えると

「楽」。今まで“楽しい”と思うことをやってきたし、これからもやり続けて行きたい。
これから京大を目指す学生たちにも、そのような姿勢で挑んで欲しい。