フィールドワークとは、机の上で考えるだけではなく、現地に実際に赴き、自分の足で歩き、目で見て、研究データを集めていく研究方法のことです。
京都大学は創立以来100年以上にわたって、このフィールドワークを大切にしてきました。
そして、今現在も、さまざまな分野の教員や学生がフィールドワーカーとして、「おもろい」と思うことを、真剣に考え全力で取り組んできています。
世界には、自ら体感しなければ得られないことがたくさんあります。このサイトを訪れたみなさんも、フィールドワーカーになって、ぜひ、このサイトを探検してみてください。
そして、サイトを訪れたあとはリアルなフィールド=京都大学に実際に来校し、自分の足で歩き、目で見て、学んでください。
きっとみなさんが「おもろい」と思えることに出会えるはずです。
「おもろい」とは、関西地方で使われる方言。一般的に使われる「面白い」とか「ためになる」などという言葉とは若干ニュアンスが異なり、判断以前、どこか腹にこたえるものがあった、何か未知のインパクトがあったことを意味し、それは知的判断としてよりは、人間全体としての反応の方に重点をおいた言葉である。「こころの声を聴く」河合隼雄 著(新潮文庫)より。