トピックス
音声用スキップ(本文)
京都大学と国際連合大学との学術交流について
平成17年7月4日

部局 交流実績 今後の交流展開計画
法学研究科 (1)1994年より、毎年京都大学、大阪大学、神戸大学を「協力大学」として、神戸において、「国際連合大学グローバルセミナー」を開催している。
(2)国際連合大学の主催するシンポジウムに教員が企画委員として参加し、また講演者として招請された。(複数回)
(1)グローバルセミナーは本年9月に開催予定である。
(2)その他、講演会や種々の催し物の案内があり、適宜参加している。
農学研究科 2002年、国際連合大学主催の国際シンポジウム"Alternative Approaches to Enhancing Small-Scale Livelihoods and Natural Resource Management in Marginal Areas −Experience in Monsoon Asia−"に参加した。 左記シンポジウム関係研究者と今後も随時交流予定。

アジア・アフリカ
地域研究研究科

平成16年度、国際連合大学プロジェクト"People, Land Management andEnvironmental Change (PLEC) " の大陸部東南アジア山地クラスター共同事業 "Development and Teaching for a Pilot Regional Training Program on Biodiversity and Livelihood" に参加した。 今後も、シンポジウム共同開催などの可能性あり。
防災研究所 神戸市で開催された国連防災世界会議でのテーマセッションにおいて、防災研究所と国際連合大学の共同イニシアチブの元で国際防災戦略の一環として、国際斜面災害研究機構とユネスコ,世界気象機関,国連食糧農業機構,国連防災世界会議戦略, 国際連合大学,国際科学会議, 世界工学団体連盟の間で「地球システム危険度評価と持続できる災害マネジメントのための研究と学習に関する協力」同意書が提案され,締結した.この下で、国際斜面災害研究機構と参画する国連諸機関等との間で「Landslides」に関する覚え書きを締結し、次いでこれをモデルにその他の個別の災害分野における覚え書きの締結を促進する予定である。
平成17年2月に国際連合大学主催のスマトラ沖地震に関するシンポジウムに教員が参加した。
地球環境学堂 平成13年11月より教員1名が国際連合大学高等研究所客員教授に就任している。この間、同研究所のpost-doctoral fellow 3名を指導している。平成15年4月から6ヶ月間、博士課程院生がインターンとして「多国間環境条約の調整」をテーマに研修を行なった。
国際連合大学とは、現在、ベトナムでの「持続的な都市の水害安全マネジメント」に関わる共同プロジェクトを実施しており、併せて研究者・院生の交流も行っている。ハノイでの調査も実施した。また、平成16年8月に世界銀行東京ディベロップメントラーニングセンターと共催で行った 「環境・災害マネジメントに関する遠隔ラーニングプログラム:第1回パイロットプログラム」では、国際連合大学も参加した。
(1)今後も同様の交流を検討中
(2)現在の共同研究プロジェクトをしばらく継続する予定である。
人文科学研究所 国際連合大学と「アジアの環境思想について」の国際共同研究を3年間行い、論文集『アジアの環境・文明・人間』を刊行した。