トピックス 2005年5月17日
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ユネスコメダルについて


  ユネスコでは、基本的な目標や事業方針について一般の理解を深めることを目的とした事業の一つとして、切手・メダル事業を行っている。

  メダルは、金、銀、銅製があり、世界遺産、及び特に優れた功績を残した人物や歴史的出来事に因んだデザインのものを発行しており、ユネスコの幹部が各国歴訪の折などに要人に記念品を贈呈する際に用いるほか、来賓やユネスコ事業に貢献した方に贈呈されることもある。

  また、その他、ユネスコの事業として販売され、その収益はユネスコの事業費に充てられる。

  平成15年(2003年)にユネスコから作成方針が伝えられた時点では、これまでに32種類が発行されているが、日本に関連したものは未発行であった。

  湯川博士が候補になった経緯は、博士が1952年にユネスコの加盟運動に署名されており、また、1957年〜1958年にかけて、ユネスコ日本国内委員会委員をされており、研究者としてユネスコに貢献されたことによる。

  物理学者では、これまでアインシュタイン博士及びニールスボーア博士のメダルが作成されている。

  今回は、日本に関連したものとして、湯川博士のメダルのほか、文化遺産である奈良市に因んだメダルが作成された伺っている。

◆ユネスコのホームページ

 ユネスコメダルについて

  Anniversaries and Historic Events Series

  World Heritage Series

 今回のメダルについて(ユネスコのホームページ:英語)

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