PC技術協会賞(作品賞)に入選した桂キャンパス総合研究棟
【作品の概要説明】

 京都大学桂キャンパス総合研究棟は、工学研究科の桂キャンパス移転の先駆けとして整備された施設です。
 本建物は、PCaPC工法を採用することにより自由度の豊かな空間形成を可能とし、プロジェクト研究を行う共同スペースやラウンジ等のゆとりと潤いのある空間を確保するよう計画されています。
 施行にあたっては「環境と共生」と「高度な施設水準」を目指し、現場でのコンクリート打設や型枠製作による騒音、産業廃棄物の低減効果や百年建築を目指す耐久性の高い建物の実現のためPCaPC工法を採用し、環境負荷の低減対策に努めました。
 本整備により、桂キャンパスの整備のコンセプトであるテクノロジーとサイエンスが融合する「テクノ・サイエンス・ヒル」が実現し、大学と取り巻く様々な時代の要請に応えることが可能となりました。
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